2009年09月


首都圏帰宅困難者対応訓練に協力
  (9月30日付)

 

 東京災害ボランティアネットワーク主管による首都圏統一帰宅困難者対応訓練が9月26日開かれ、参加者約3,600人が千代田区の日比谷公園から都内各地をゴールとする4コースのほか、埼玉県内、神奈川県内2コースを含め、合計7コースの各行程で実施された。今回も7年連続で共催団体として名を連ねた東京都石油組合のほか、千葉、埼玉、神奈川の各県石油組合も訓練に協力、コース沿いの組合員給油所が訓練参加者をサポートした。
 東京での訓練は千代田区の日比谷公園をスタートし、4コースに分かれ、それぞれ約20キロメートルの行程で実施。各コース沿道の組合員給油所では歩行の目印となるノボリを立てて訓練に協力、参加者も給油所などを目印にしてルートを確認した。
 一方、神奈川県内での訓練は2コース、それぞれ17キロメートル、15キロメートルの行程で開催した。2コースの沿道にある31給油所(うち組合員29給油所)が協力し、「帰宅困難者訓練実施中」と書かれたノボリを立て、トイレ利用などで参加者をサポート。ロードサイドにある給油所の重要性と利便性をアピールした。ゴールに近い給油所では、店の前を歩く参加者とコミュニケーションを取る姿も見られた。


帰宅訓練で給油所前を通る参加者(江戸川区の境商店・宇喜田給油所で)




大型連休需要は高速関連給油所に偏重
  (9月25日付)

 

5連休となった“シルバーウイーク”商戦は、高速上限1,000円効果で、各地の高速道路は軒並み混雑し、サービスエリア(SA)内やインターチェンジ(IC)周辺の給油所では、「予想を上回る渋滞でガソリンの増販につながった」とのうれしい悲鳴が聞かれる一方、平場の給油所では「普段の週末程度」と恩恵はほとんどなく、明暗が大きく分かれる結果となった。
 関東各地でも連休中を通じて高速道路は軒並み混雑した。東名・海老名SA内給油所でも長い給油待ちの列が出来て、スタッフが忙しそうに対応する姿が見られた。関越道や東北道でも激しい渋滞、SA内給油所も一時給油待ちの車で混雑した。観光地周辺の給油所でも、「油外はいま一つだったが、数量・売上げともに増加し、年末以上に忙しかった」(栃木県日光市・JOMO系)と、好調の声が聞かれた。
 一方、平場の給油所では、東京都心エリアでは近畿圏ナンバー車が散見されるなど、「高速1,000円効果が感じられた」ほか、通常の週末に比べて近隣フリー客も目立ち、近場での外出がうかがえる状況となったが、主要幹線道路沿線では「日を追うごとにガソリン販売量が減っていった感じ。IC周辺に集中しているのでは」と、苦戦が続いている。
 また、「売上げは通常の週末程度。油外も変化なし」(千葉県茂原市・出光系)、「市内は変化なく、むしろ減販している印象がある。売れているのは高速と観光地では」(前橋市・コスモ系)、「油外・売上げともに大きい変化はない」(茨城県常総市・昭和シェル系)など、ガソリン減販傾向に歯止めをかけるまでには至らなかった。




胆振石油組合が小学生に「110番事業PRエコバッグ」贈呈
  (9月21日付)

 

 9年度連続で地域事業環境整備支援事業を推進している胆振地方石協は9月17日、全組合員SSで取り組んでいる「かけこみ110番」をさらに子どもたちに知ってもらおうと、PR用エコバッグを室蘭市立海陽小学校の児童会にプレゼントした。
 エコバッグには管内の子供たちに認知度の高いイメージキャラクター“セーフくん”がプリントされており、「かけこみ110番」をアピール。副教材などを入れるのに便利な作りで、通学の友になりそうだ。
 贈呈式では、胆振石協の村井映一常任理事ら3人が海陽小の児童会代表の3人に全校児童636人分のエコバッグを手渡すと、会長の若森郁矢君(6年生)が「ありがとうございます。このエコバッグを使って、これからも勉強に頑張ります」とお礼を述べた。
 同石協はエコバッグ1万770枚を作成しており、管内の小学校47校に同日から贈呈していく。また、中学生向けには“セーフくん”のステッカーを貼ったファイルケース5,550個を用意しており、同じく中学校28校にプレゼントする。


児童会代表にエコバッグの入った箱を手渡す胆振石協組合員



岡山・蘇った閉鎖給油所
  (9月18日付)

 

 地元住民が閉鎖した給油所を買い取って営業している岡山県真庭市目木の「ときめき給油所」が営業開始から1ヵ月余りとなり、給油所運営も軌道に乗ってきている。同給油所は地元農協が閉鎖した給油所跡を活用しようと地元住民が出資して運営会社・目木給油所を設立して営業しているもので、非常にユニークな取り組みとして注目されている。池町社長は「地域のために安定経営に向けて全力投球していきたい」と強調する。
 ときめき給油所は、「JAまにわ」が経営していた久世給油所を設備の老朽化、採算性などの理由からこの3月末で閉鎖したが「この周辺3~5キロメートル圏内には他に給油所がなく、マイカーなどへの給油が非常に不便になった」(池町社長)ため地元住民が話し合い、4月から一口5万円での出資を呼びかけて6月に資本金950万円の目木給油所を設立、JAまにわから給油設備、倉庫、用地約1,000平方メートルを約850万円で購入した。購入後は出資した住民が中心となって営業開始に向けた諸準備を進め、8月2日から4人体制での営業を開始した。
 営業を開始して約1ヵ月の間の状況について、池町社長は「当所は運営面で色々と問題も起きたがそれもほとんどなくなり、中国自動車道を利用する客も給油してくれるなどまずまずの状況で推移している」と話しながら、今後の展開については「この給油所をさらに利活用してもらうことが重要なため、将来的には隣接している倉庫を利用して給油以外でも地域の人が集まる拠点にしていきたい」としている。
 厳しい価格競争による経営の悪化とか後継者不足などによって閉鎖する給油所が後を絶たない状況下にあるが、こうした中にあって地域住民が一体となって給油所経営に乗り出したといった例は珍しく、ユニークな取り組み例として、今後の展開が注目されている。


地域住民が運営している「ときめきSS」



奈良・災害時協力活動にも重点
  (9月9日付)

 

 奈良県石油組合の2009年度地域支援整備(社会貢献)事業がスタートした。組合員全給油所に「防犯110番」と「災害時協力店119番」連絡所活動を告知するPRフラッグが掲示され、併せて従業員のための防犯・災害時協力店マニュアルが常備された。
 同県石油組合はこれまでのかけこみ110番活動に加え、09年度からは災害時協力店活動を重点的に行うことにし、両活動を県民にアピールするための防犯110番・災害時協力店119番連絡所フラッグを作成。小学校が新学期を迎え、防災月間にあたる9月から給油所で告知活動に取り組むことにした。また、奈良県と奈良県警の監修協力のもと両活動を円滑に実施し、児童保護と災害時対応に備えたマニュアルも同時に作成し組合員全給油所に配布した。
 すでに県下各給油所ではPRフラッグを掲示し、同県石油組合の取り組みを県民に告知する活動が続けられている。


「防犯110番」と「災害時協力店119番」連絡所活動PRフラッグを
掲示する給油所(奈良市内)



小学生に「110番連絡所活動」をアピール
  (9月4日付)

 

 兵庫県石油組合は地域整備支援事業の一環として、県下小学生に同県石油組合の「かけこみ110番連絡所活動」を周知するクリアホルダー配布を行っているが、9月1日、寄川靖宏宍粟支部長が宍粟市立波賀小学を訪れ、直接生徒にホルダーを手渡した。8月の集中豪雨災害で被災した宍粟市の児童を励ましたいとの思いを込めた贈呈式には、全校生徒206人が集まり、寄川支部長が「いま全国でガソリンスタンドが皆さんを守ろうという活動を続けています。どうか怖い目にあわないよう、日ごろから気をつけてください」と述べた。この後、生徒全員によりホルダーに書かれた防犯の心得を標語にした「いかのおすし」を復唱した。

全校生徒を前にSSでのかけこみ110番の説明をする寄川支部長



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