2008年07月


岩手北部地震で給油所に大きな被害なし
(7月25日付)

 岩手県沿岸北部を震源に7月24日発生した地震による給油所への大きな被害は見られず、震度6以上を記録した岩手県洋野町、青森県八戸市内の給油所でも営業に支障が出るような影響はなかった。主な被害は「防火塀の一部が崩れた」(洋野町)、(洗車機のレールが脱輪)(八戸市、五戸町)などで、いずれも営業に支障は出ていない。
 岩手県石油組合事務局、新日石、ジャパンエナジーの支店でも、営業に大きな支障が出る被害報告はなく、経済産業省調べでも新日石精・仙台製油所、久慈、むつ備蓄基地における異常は発生していない。




映画会社とタイアップでガソリン代値引き
(7月25日付)

 宇佐美グループ(名古屋市)はこのほど東映とタイアップ、ユーザー車両を“広告媒体”とする、これまでにないユニークなプロジェクトに協力している。
 キャンペーンに参加を希望するドライバーは、来春公開予定の映画「少年メリケンサック」のPRステッカーと参加会員カードをキャンペーン実施給油所で受け取り、ステッカーを車に貼付すれば、7月20日から8月31日までの実施期間中、次回来店時からガソリンリットル5円の値引きが受けられる。実施給油所は札幌、仙台、東京、川崎、名古屋、大阪、広島、福岡、宮崎の9都市、各1給油所ずつの9ヵ所。配布枚数は各店先着100枚の合計900台分。
 なお、給油所側からはキャンペーンへの勧誘をせず、ドライバーが求めた場合についてのみ発券。現金精算のみで他割引との併用はできない。1台当たり1回30リットルで期間中2~3回の給油を見込んでいる。割引分の費用は映画会社負担とのことから、いわば割引分がドライバーへの広告料ともいえる形。
 同企画は「F1カーのようにステッカーを貼ることで一般車を広告媒体にできないか」とのテレビ雑誌への読者投稿があり、同誌で連載を担当するクリエイティブディレクターの目に留まり実現したものだという。前例のないこのプロジェクトについて同社では「ユニークな実験への協力」と位置付けている。


参加希望ドライバーに配布されるステッカーと会員カード(名古屋市内で)




宮城・恒例の「塩釜港クリーン作戦」
(7月23日付)

 宮城県石油組合農林漁業委員会塩釜海上部会は7月18日、バージ船の船長らで組織する塩釜海友会と共同で「塩釜港クリーン作戦」を実施した。
 塩釜港内の清掃活動は「海の日」の制定に伴いスタートしたもので12回目となる。今回はバージ船5隻と25人が参加し、岸壁を中心に船上と陸上から回収作業を行った。海上は比較的穏やかな日が続いていたことから、例年よりゴミ類は少なかったものの、養殖いかだの竹廃材、海草のアマモなどの回収に汗を流した。最近はペットボトル、ビニール袋などのゴミは減少傾向にあり、今回もこれらのゴミは少なかった。
 田中部会長は「海の日を記念して、我々の仕事場である海の清掃を行っているが、今後も続けていきたい」と話していた。


船上から海草類を回収する参加者




環境省・8月ごろに一般ユーザーにも「E3」
(7月16日付)

 環境省は、2007年度から大阪府内で実施しているE3実証事業の販売対象を一般ユーザーにも拡大する考えだ。7月9日に横浜市で開かれた「バイオ・フューエル・ワールド2008」の関連セミナーで、「8月ごろには簡単な登録をすれば一般ユーザーにもE3を利用いただけるようにしたい」などと話した。
 同省は「地球温暖化対策 エコ燃料の取り組み」をテーマに、エコ燃料の利用は既販車への影響も大きいことや、一方で、ライフサイクル全般を通しての効果を考慮する重要性を指摘、こうした課題を踏まえてE3やE10の利用拡大に努めていく姿勢を説明した。
 E3実証事業は環境省の委託を受けて大阪府が07年度から進めており、現在は法人・自治体などの使用協力事業者向け約800台に限定して6給油所で販売されている。




キグナスが神奈川で新マークのフィールドテスト
(7月16日付)

 キグナス石油は7月15日、同社の給油所イメージを一新することを目的に新デザインの給油所店頭フィールドテストを開始したと発表した。
 同社ではこれからの時代にふさわしく、かつお客さまに選ばれる給油所イメージの構築を推進しているが、今回はそのコア戦略といえる給油所デザインのイメージ再構築に踏み切ることにしたもの。導入予定の新マーク(写真)は優雅に翼を広げる白鳥をモチーフにデザインし、さらに色の基調はドライバーの視認性が高く親しみやすい暖かさのあるイエローを採用した。
 フィールドテストはいずれもキグナス石油販売が神奈川県内に展開する綾瀬、綾瀬南、生田のセルフ3給油所で、7月第2週から順次スタートしている。






住民出資で閉鎖給油所が復活
(7月4日付)

 兵庫県神河町長谷で地域唯一の給油所が閉鎖したことを受け、住民が出資、新たに建設した給油所が5日オープンする。「村営ふれあい給油所」は『長谷地区の振興を考える会』を中心に、地域住民の共同出資により組織された株式会社長谷が運営母体となり、併設する「村営ふれあいマーケット」とともに、地域住民の生活を支える役割を担う。
 同給油所はマーケットと併せ約1,400平方メートルの敷地で50キロリットル地下タンクを備える。系列は新日石系で、従業員は5人。姫路市の大手販売業者から供給を受ける。
 竣工式は株式会社長谷が同時オープンする「村営ふれあいマーケット」2店と併せて行われ、県会議員などが出席する予定。
 同社社長も務める大森康雄会長は「物資の搬入などは地元住民のボランティアで行った。これだけ燃料が高騰したら大変だが、ふれあいマーケットと連携しサービスポイントなどを付加しやっていきたい。皆がふるさとを守るための事業として理解してほしいし、だんだんとその機運も盛り上がっている」と意欲を語る。


新日石マークの真新しい給油所として地域住民が運営する村営ふれあい給油所




都心ハイオク200円超
(7月4日付)

 仕切価格の大幅アップに伴うガソリン価格の7月転嫁は、ほぼ全国で即日に行われた。これまで様子見などをしてきた量販業者なども1日から早々と価格改定に動いており、6月に一定の市況を維持してきた地区では10円前後を引き上げ、安値業転などの影響で市況陥没していた地区では13~15円前後の引き上げに動き、多くが180円を超える市況を形成した。元売子会社も積極的に転嫁に動いており、現時点で一部に残るホームセンターや常連の無印安値業者の価格は無視した形で市況をけん引している。一般販売業者は、今後の元売子会社の2番風呂追随などを注目している。


東京都心部ではハイオク200円の大台に達したSSも(豊島区)