2003年08月



宮城県北部地震で給油所の安全性証明
(8月19日更新)

 震度6を3回記録した7月26~28日にかけての宮城県北部地震の震源地である桃生郡矢本町、鳴瀬町、河南町、遠田郡涌谷町、小牛田町、志田郡鹿島台町には約40ヵ所の給油所があるが、今回の地震による被害は防火塀・フィールドの亀裂、計量機の吐出不良、洗車機の脱輪など軽微にとどまった。28日午後に現地で確認したところ、すべての組合員給油所が営業しており、改めて地震に対する給油所の安全性が証明された。



原油高騰、キロリットル当たり2万円強に
(8月19日更新)

 8月の仕切価格に影響する原油コストの近況は、7月第2週末までに1,000円/キロリットル前後の値上がりを記録している。小売価格の値崩れが各地で散見されており、原油コストに対して仕切り実勢が割安になっていることから、8月仕切りについて一部元売は、取り残し分を含めて3,000円/キロリットル程度の値上げ方針となる可能性を示唆している。原油価格の近況は、国内指標が27ドル/バレル前後、2万円/キロリットル強で推移している。2万円/キロリットル台はイラク戦争直前の3月中旬以来4ヵ月ぶり。一方、国内の製品市中価格はガソリンが前月比で4,000円/キロリットル前後の値上がりとなる3万円/キロリットル台を3ヵ月ぶりに記録するなど、灯油を含めて7月第2週中にピークを付け、高値小康状態にある。



高速道路内に初のセルフオープン
(8月19日更新)

 高速道路内初のセルフ給油所(コスモ石油運営)が7月11日午前7時、長野県阿智村の中央自動車道上り線・阿智パーキングエリアにオープンした。注目された販売価格はレギュラー100円、ハイオク111円、軽油80円となり、日本道路公団発表の石油製品上限価格から各油種2円安となった。同公団ではいまのところ高速道路内セルフに関して上限価格を設定する方針はないとしている。支払い方法は、紙幣だけの現金とクレジットカード、デビッドカードが利用できるが、支払い方式によって販売価格の違いはない。釣り銭は、店員が常駐する給油所内で受け取る仕組み。



新宿渋谷支部が警察と連携し全国初の不当要求防止対策協議会設立
(8月19日更新)

 東京都新宿区の戸塚警察署管内に所在する東京都石油組合・新宿渋谷支部の9給油所は7月1日、「戸塚署不当要求防止対策協議会」の発足式を戸塚署で実施した。暴力団などによる不当要求の防止を目的として警察機関と給油所業界が連携する協議会の設置は全国で初めて。東京都石油組合では都内での不当要求事案発生を受けて2002年10月と03年2月に「不当要求防止責任者講習会」を開いており、講習受講者らによる初めての協議会設置となった。



女性アルバイトが炎上事故車を見事消火
(8月19日更新)

 7月5日午前7時30分ごろ、新出光・伏見通給油所(愛知県名古屋市、コスモ系)の前面道路で、ガスローリー1台を含む4台の自動車が接触事故を起こした。そのうちの1台が弾き飛ばされ同給油所に飛び込み、エンジンルームから出火、女性アルバイトの三島慶子(26)さんが消火器で消火後、消防、警察に連絡して大惨事にはならなかった。  三島さんは、数日前に消防署の講習会に参加し、消火器の使い方を学んでおり、目の前で燃え上がる自動車にも冷静な判断をもって的確な対応ができた。給油所の炎上にもつながりかねない状況にあって、三島さんの行動は消防関係者などからも高く評価されている。また、消火後、関係機関への連絡が早く、各ドライバーの手当ても早くできたことから被害は最小限となった。



給油所火災が4年連続で増加
(8月19日更新)

 総務省消防庁は2002年に給油所施設内で発生した火災および漏洩事故の発生状況をまとめた。それによると火災発生件数は前年比23%増の54件に、漏洩事故も6%増の74件にのぼった。火災発生件数は4年連続、漏洩は3年連続の増加。火災発生の原因では管理不十分などの人的要因が全体の6割を占めているが、漏洩に関しては人的要因だけでなく、施設の腐食劣化など物的要因も大きな割合を占めていることがわかった。こうした人的要因や施設の老朽化に伴う事故の増加に対し消防庁は、官民が一体となって取り組むアクションプランを策定。規制強化ではなく、事業者が自ら防止策を講じることに重点を置いた対策を進める方針だ。